京都・常照寺、吉野門と遺芳庵茶席の紅葉。 [京都の紅葉]
今日の京都の紅葉は、常照寺を紹介します。
光悦寺・源光庵と並んで、鷹峯の3大紅葉名所となっています。
3つの中では1番広く、見学できる場所も多いので、紅葉以外でも見応えがあるお寺です。
常照寺の見所の1つ、吉野門。
2代目吉野太夫(※)が私財を投じて寄進した朱塗りの門です。
(※本名:松田徳子)
2代目吉野太夫は、知識・美貌・教養と全てを兼ね備えてた人物。
その才色兼備ぶりは、国内の留まらず遠く中国まで知れ渡っていました。
そんな吉野太夫が帰依していたのが、常照寺を開創した日乾上人です。
その事もあって、常照寺には吉野太夫のお墓も存在しています。
遺芳庵茶席の紅葉です。
この茶室の窓を2代目吉野太夫は好んでいました。
窓の特徴は、完璧な円ではなく底が直線になっている所です。
ちなみにこの窓の事を、吉野窓と言います。
こちらが境内の紅葉です。
広い境内をゆったり散策でき、紅葉を楽しめるお寺となっています。
また、光悦寺・源光庵に比べて人が少ないので、紅葉の写真が撮影しやすかったです。
光悦寺・源光庵・常照寺。
鷹峯に紅葉を見に訪れた時は、まず押さえておきたい3寺となっています。
どのお寺も自信を持って、おススメできる京都の紅葉の名所です。
場所:常照寺
行き方: 市バス「鷹峯源光庵前」で下車
拝観料:300円
拝観時間:8時~17時
関連ページ
源光庵の悟りの窓・迷いの窓からの紅葉の写真。
京都・光悦寺の紅葉の写真。
コメント 0